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【リゼロ】9人の魔女・魔人一覧|世界を統べる魔女の強さ・「虚飾/憂鬱」について解説

七大魔女のアイキャッチ

リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)の9人の魔女・魔人を紹介。サテラをはじめとした400年前に活躍した七大魔女(大罪魔女)「嫉妬/強欲/憤怒/暴食/傲慢/怠惰/色欲」の権能や、特殊な魔女魔人「虚飾/憂鬱」についても解説しています。

七大魔女とは?

400年前に活躍した七人の魔女

七大魔女とは、約400年前に活躍した7人の魔女のこと。七つの大罪の名を冠する魔女因子に適合した能力を持ち、各人がその名に大罪の名を連ねています。

各人は甚大なる被害をもたらす能力者でしたが、サテラを除く6人は400年前にサテラに取り込まれて亡くなり、サテラも大瀑布に封印された状態。

そのため現代においては、エキドナを通じて精神世界などに登場することが中心となっています。

七代魔女一覧

嫉妬の魔女サテラ

世界に災厄をもたらした魔女

400年前、世界を滅ぼしかけた魔女がサテラ。大罪の名を冠する他の6人の魔女を滅ぼし、世界を影で埋め尽くした災厄的な存在です。

『神龍』『賢者』『剣聖』の三英傑の手で倒されましたが、完全に滅ぼすには至らず、現在は世界の端にある大瀑布に封印されています。

人々に恐怖をもたらしたサテラの外見は銀髪のハーフエルフであり、それゆえに現代のハーフエルフは「半魔」と呼ばれ、差別の対象となっているのでした。

強欲の魔女エキドナ

アニメリゼロ2期のキービジュアルリゼロ公式サイトより引用。

絶え間ない知識欲を持つ魔女

常に尽きることない知識欲を持つ魔女。あらゆる事象に精通する膨大な知識量を誇り、世界中の人々がその知恵を求めてエキドナを訪ねるほどでした。

魔法の使い手としても最高峰であり、聖域の結界を維持する複雑な術式や、不老不死を擬似的に実現しています。パックやベアトリスを生み出したのもエキドナです。

ただし自身の好奇心を満たすためには手段を選ばないことがあり、スバルの死に戻りを使い、世界のあらゆる結果を観測しようと画策したこともありました。

憤怒の魔女ミネルヴァ

憤怒の魔女ミネルヴァの画像リゼロ公式サイトより引用。

攻撃と同時に治癒を施す魔女

金髪と青い瞳が特徴的な魔女。攻撃をふるうと同時に外傷を治癒する能力を持ち、目の前で人が傷づくことを許さず、自らを犠牲にしてまで治療行為を行います。

一見無害に見えますが、治療に使うマナはマナの発生元「オド・ラグナ」から直接収集されています。その結果天変地異が引き起こされ、治療した以上の人々が亡くなるほどの被害をもたらしました。

暴食の魔女ダフネ

暴食の魔女ダフネの画像リゼロ公式サイトより引用。

己の食欲にただ従う魔女

己の食欲に突き動かされて行動する魔女。その食欲は尽きることなく、カロリー消費を抑えるため全身を拘束具で固めているほど。

暴食の能力は多岐に渡り、ダフネの目を見るだけで相手に飢餓感を与えたり、災厄級の「白鯨」「大兎」「黒蛇」といった魔獣を生み出すことも可能です。

彼女のもたらす被害は災厄級であり、一般人の視点からは嫉妬の魔女サテラにつぐ危険度を誇っています。

傲慢の魔女テュフォン

緑色の髪と褐色肌が特徴的な小さな魔女。相手の心にある「罪の意識」に語りかけ、もし罪の意識があればその体を粉々に粉砕します。さらに当人がアクニンであれば、激痛を与えることも可能。

この他にも様々な権能の能力が存在するらしく、他の魔女はテュフォンを怒らせて力を暴走させないよう、慎重な対応を取ることもあるほどです。

怠惰の魔女セクメト

呼吸をすることすら躊躇う怠惰な魔女。面倒臭がりではあるものの、魔女の中では常識人的立ち位置であり、怒らない限りは常識的な対話をしてくれます。

しかし怒った時の破壊力は凄まじく、実際にどのような権能を使うかは不明ですが、七大魔女の中で唯一嫉妬の魔女サテラに匹敵する力を持つと言われるほどです。

色欲の魔女カーミラ

相手を魅了し虜にする魔女

相手を魅了することに特化した、特殊な権能を持つ魔女。相手が会いたい人の幻覚・幻想を見せたり、魅了した相手を虜にし呼吸を止めてしまうなど、様々な用途で応用可能です。

また、おどおどした話し方をしており自信がないように見えますが、その性格は自己愛にまみれており、自分を騙したり危険をもたらす者には容赦無く敵対するのが特徴。

七大以外の魔女一覧

「虚飾」「憂鬱」が存在していた

「八つの枢要罪」の名を冠する

七大魔女は七つの大罪をテーマにしていますが、七つの大罪の原型は「八つの枢要罪」と言われています。八つの枢要罪には「虚飾」「憂鬱」が加わっており、その代わり「嫉妬」がないのが特徴。

そしてリゼロには「虚飾」「憂鬱」の名を冠する2人の魔女・魔人が、実際に登場しました。しかし七大魔女とは異なり、2人の名前は後世に語り継がれておらず、その存在は秘匿にされています。

虚飾の魔女パンドラ

事実を都合よく書き換える魔女

エミリアの故郷を襲ったのが魔女パンドラ。「虚飾」という名の通り、パンドラの言葉通りに物事を改変でき、自身の死亡や重症傷をなかったことする能力を持ちます。

その力は大罪司教のレグルス・ペテルギウスをいとも容易く抑えつけ、全魔女の中でもその耐久力は最高峰に優れています。

憂鬱の魔人ヘクトール

重力を駆使して戦う魔人

エキドナが存命した時代に、聖域を襲った魔人。重力を自在に操る能力を持ち、魔法を打ち消したり、人体を圧し潰すことができる能力を持ちます。

魔法使いとして最高地位にいる初代ロズワールですら蹂躙されてしまうほどで、七大魔女のエキドナですら勝機を見出すのは困難でした。

大罪司教と魔女の関係

魔女因子を受け継いでいる

大罪司教とは、嫉妬の魔女サテラを信仰する魔女教の幹部のこと。嫉妬を除く6人の大罪魔女の因子を受け継いでおり、それぞれが各権能を使いこなしています。

同じ魔女因子でも、当時の魔女とは異なる権能を発揮している者もおり、その性質は未だ謎な部分が多いです。

信仰するのは嫉妬の魔女のみ

大罪司教が信仰するのは、あくまで「嫉妬の魔女サテラ」のみであり、他の大罪魔女を崇拝していません。名目上は、嫉妬の魔女復活のために暗躍しています。

しかしエミリアの過去回想にて、レグルスが魔女パンドラを敬う姿勢を見せていたことから、全ての魔女に対して、一定の敬意は持っているのかもしれません。

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
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